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第10回日本心血管インタ−ベンション学会は、中西成元会長の下で去る7月3日から3日間、約2300名の参加者を集め盛況に行われました。第11回学会は明年6月27日(木)〜29日(土)の期間に徳島市で開催予定です。

◆ メインテ−マ『For the patients, with the patients』 ◆
メ第10回学術集会の会長講演で中西前会長は、「この学会の克服すべきことの一つは患者さんとの繋がりが希薄なことである」と述べられました。私も従来からこの点が気がかりでした。日本心血管インターベンション学会は、数ある学会の中でも臨床治療を論議する数少ない学会です。
治療を論議する場である以上、患者さんの意見や希望を取り入れ、治療の選択に関する種々の情報を我々が積極的に患者さんに公開する場でもあるべきと考えています。そこで、本会議では最初の試みですが「もしあなたが心臓病になったら」と題する市民講座を開催します。インターベンション医、心臓血管外科医、運動療法等を主体とする内科医等から種々のメリット、デメリットを発表して頂き、患者さんの治療選択の参考にできればと考えています。また座談会「冠インターベンションはどうあるべきか」を予定しています。この座談会には患者さんにも参加してもらい、積極的に我々に対する不満、要望等も述べて頂くつもりです。事情が許せば、患者さんにもこの場を公開したいと考えています。

 シンポジウムには下記の2つのテーマを選びました。
「大動脈、末梢動脈におけるインターベンションの有用性と問題点」「狭心症の内科治療・外科治療」
 冠インターベンションが放射線科医や心臓血管外科医等他の領域の治療医と交流を深め、論議を戦わし、より良い治療法を目指そうと企画しました。

 パネルディスカッションとして下記の2つを取り上げました。
「急性冠症候群の病態に応じた治療戦略」「冠インターベンション後の再狭窄減少への挑戦」我々がまだ克服すべき未解決の病態について討論できればと考えています。

 コメデイカルの部門では、今回はコメディカルの方々が参加しやすい土曜日にメインの討論の場を設定するつもりです。

 会場は徳島文理大学をお借りすることができました。文理大学は施設の充実に力を入れておられ、メイン会場となる音楽ホールは世界に通用する音響効果を備えた1200人収容できる施設です。また低額でお借りすることができ、このため参加費をできれば10,000円に押さえたいと考えています。
 6月の徳島は蒸し暑い梅雨の盛りです。このためノーネクタイでの参加を提案したいと思います。たくさんの方に演題を応募して頂き、患者さんのためのそして患者さんと一緒に歩む治療を討論できたらと願っています。

2001年10月3日

第11回日本心血管インターベンション学会学術集会
会長  日浅 芳一
(徳島赤十字病院循環器科)

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